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2007年 1/28日 南紀南部に行ってまいりました(^^)> 

ポイント:  ミサチ 天気:  曇りのち晴れ 気温: 7℃
水温: 18〜19℃ 透明度: 15m 波高: 1.0m

最近お天気の巡り会わせが悪く、なかなか海に繰り出せなかったのですが、今週は久々南紀南部に行ってまいりました(^^)
やはり冬の海は、いいですねぇ〜!海の中が澄んでます!
それに昨今の地球温暖化と暖冬のせいで、陸上も暖かいですし海の中も20℃前後ととっても快適でしたよ(^^)v

1本目は「ミサチ」に潜りました。
今回は透明度が良かったので南側の大きな水路を通って浮遊感を楽しんだ後、メインの根に帰ってじっくり生物ウォッチングを楽しんできました。
ウミウシの仲間も段々増えてきてキイボキヌハダウミウシ(右の写真)やマダライロウミウシ、サラサウミウシなどが見れました。ピカチュウことウデフリツノザヤウミウシもちらほら出てまいりましたし、彼らの仲間はこれからが楽しみですよね(^^)

根の上のイソギンチャク畑には相変わらずミツボシクロスズメダイやクマノミがいっぱいいたり、カシワハナダイの♂が婚姻色を出して♀に求愛していたり、ナマコにナマコマルガザミのカップルが仲良くしがみ付いていたりしてここも暖冬の影響でしょうか海の中はもう春を感じることができましたよ(^^)v


キイボキヌハダウミウシ


ナマコマルガザミ


クマノミ

ポイント:  Wアーチ  天気: 曇り時々晴れ 気温: 9℃
水温: 18〜19℃ 透明度: 15m 波高: 1.0m

2本目は「Wアーチ」に潜りました。
ここは田辺湾の内湾にあるところですが、偉大な黒潮がうまいこと流れ込むのか昔からレア物と言われる生物が多く見られます。
と言うことで今回のレア物は柏島で有名なジャパニーズピグミーシーホース、それにフリソデエビのカップルが見れました。
柏島のジャパニーズピグミーシーホースは大きな根の壁にいますので探すのが結構大変なのですが、「Wアーチ」では砂地に一抱えくらいの小岩にいるので結構探しやすいし、それに写真撮影がとってもしやすいんです。
右の写真は大きく写っていますが実際は1cm前後でピグミーと名前が付くだけのことはあります。でもとっても可愛いでしょう?
フリソデエビも小さな根の窪みにカップルで寄り添っていますのでこちらもじっくりあの美しいボディを見ることが出来ますし、こちらもとっても撮りやすかったですよ。
そして別の窪みにはソリハシコモンエビのクリーニング屋さんが出来ていたり、エダサンゴの間にはホシゴンベの幼魚がはさまっていたり、いつものソラスズメダイやクマノミ、ツノダシやチョウチョウウオの仲間などもたくさん出会うことが出来たし2本目の「ハナレ」でも透明度も水温も高くいっぱいの南国の仲間達と一緒に楽しむことができました(^^)
こういう海に潜っていると我々ダイバーもついついつられてとっても元気が出てくるんですよね。これが(^^)


ジャパニーズピグミー
シーホース


フリソデエビ


ソリハシコモンエビ


マツバギンポ