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2006年 9/8金〜10日 南紀の串本に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 9/9土  備前 天気: 曇り後晴れ 気温: 31℃
水温: 28℃ 透明度: 15m 波高: 1.0m
今回はまだまだ夏の南紀串本に行ってまいりました(^^)>
朝起きてみると雨が降っていたので、ちょっとテンション下がっていたのですが、ダイビングの用意をしているうちに曇りになりそしてカーッと良い天気になってきて我々のテンションも上がってきました。
あんまり上がりすぎたのかいつの間にやら汗びっしょりになっていました。でもこういう時にドボーンと海の中に飛び込むと本当に気持ちいいんですよね。と言う事で最初にドボーンとみんなで飛び込んだのは、「備前」
ここは潮岬の西側にある砂地に根が点在するところであります。
砂地には只今ハゼの仲間が多くネジリンボウ、オニハゼ、クビアカハゼ、オトメハゼなどにお目にかかりました。
それからは根の方に帰ってムチカラマツにいっぱいいたガラスハゼやイソギンチャクにいたイソギンチャクエビなどとマクロ記念撮影を楽しんだ後、ムレハタタテダイの群れと戯れて久々の串本の沖縄っぽい海をみんなで堪能しましたよ(^^)v

ネジリンボウ

イソギンチャクエビ

ポイント: 9/9土 
 オレンジハウス前ビーチ 
天気: 晴れ時々曇り 気温: 34℃
水温: 29℃ 透明度: 10m 波高: 0.5m
2本目は我々の常宿オレンジハウスの前のビーチに潜りました。
ここはラムサール条約に認定されたほど素晴らしいテーブルサンゴ(クシハダミドリイシ)の群生が広がる日本屈指のサンゴポイントであります。
残念ながら2〜3年前の大きな台風の直撃でこれらのサンゴの多くが被害を受けましたが、そこは自然の力強さと申しましょうか、テーブルサンゴやエダサンゴ(スギノキミドリイシ)などが大分再生してきていて、とっても沖縄チックでしたよ。
サンゴの間には、ヤリカタギ、トノサマダイ、アケボノチョウチョウウオ、ミスジチョウチョウウオ、フウライチョウチョウウオなどの幼魚や成魚が色を添えこれまた沖縄っぽい雰囲気でとっても嬉しくなってしまいました(^^)
そしていつもの根にはハタンポの幼魚が群れていて、彼らのまるでスカシテンジクダイのような透明な体と周りのブルーの水とがなんともいえない美しさでした(^^)
さすが本州最南端の串本って感じでしたよ(^^)v

コケギンポ

ハタンポ

ポイント: 9/9土  
 オレンジハウス前ビーチ
天気: 晴れ時々曇り 気温: 26℃
水温: 28℃ 透明度: 5m 波高: 1.5m
3本目はナイトダイビングで同じく「オレンジハウス前ビーチ」
ナイトダイビングでは同じステージでも役者さんがコロッと変わっていつもながら本当に楽しいですね。
先ず登場した夜の役者さんはサメハダテナガダコ。ひょろ長い赤っぽい胴体に蛍光グリーンの斑点がある変わった蛸です。夜以外では見たことがありません。
産後の隙間ではサンゴサラサエビやサンゴモエビが瞬間移動していたり、カニの♀が腹蓋をワサワサ開けてしきりに産卵していたり、ゾウリエビがサンゴの上で愛くるしい瞳?でこちらを見つめていたりいっぱいの夜のユニークの役者さん達が登場してくれました。
昼間鮮やかな色のチョウチョウウオの仲間達も夜には寝化粧?と申しましょうか体の色をまるで周りの岩に擬態するように変えて目を開けて寝ていました。大きなブダイも目と口を開けて岩の隙間で寝ていましたよ。
とまあこんな感じで夜の役者さん達と楽しいナイトダイビングを皆さんと一緒に堪能してきました(^^)

サメハダテナナガダコ

参加者の皆様




ポイント: 9/10日 住崎  天気:  晴れ 気温: 31℃
水温: 28℃ 透明度: 15m 波高: 1.0m
2日目1本目は、「住崎」に潜りました(^^)
ここはメインの大きな根を中心に大小の根が点在し、周りはゴロタと砂だまりが広がり、そこに棲む生物にとって色んな環境が揃っているので、昔から色んな生物に会える有名なポイントであります。
やはりここは面白いですね。砂地にはクビアカハゼやダンダラダテハゼなどのハゼの仲間達、根の周りにはアカヒメジの群れやカゴカキダイの群れ、根の隙間にはイシガキダイにアカマツカサやブルーのアイシャドーが美しいアオスジテンジクダイ、黒いボディに黄色い斑点のケサカケベラの幼魚、白い斑点のソメワケベラの幼魚、
そしてカラフルなソフトコーラルにはオレンジのキンギョハナダイやブルーのソラスズメダイが群れていたりして色んな温帯や熱帯の生物に囲まれてきょろきょろしてしまいました(^^)v

ミナミギンポ

アカスジウミタケハゼ

ポイント: 9/10日               イスズミ礁  天気: 晴れ時々曇り 気温: 34℃
水温: 28℃ 透明度: 12m 波高: 1.5m
2本目は、「イスズミ礁」
ここは、砂地にキッカサンゴ、ハマサンゴなどいろんな種類のサンゴの仲間が付いた根が点在し、とっても沖縄っぽいところです。
そのサンゴ根の北側には直径5mほどのアーチがあり天井には色とりどりのソフトコーラルが付いていてとっても綺麗です。今回はアーチのところにいっぱいチョウチョウウオが群れて、いわゆるチョウチョウウオ魂を作っていて、彼らとブルーの穴がとっても美しかったです。
サンゴ根の小穴を覗くとオキナワベニハゼ、アカボシイソハゼ、イチモンジハゼなどが可愛い正面顔でこちらを見ていました。串本名物ミズガメカイメンのヒダの間を覗くとウミタケハゼがひょうきんな顔でこちらを見ていましたし、エダサンゴの間にはタスジコバンンハゼが走り回っていたりして、我々のマクロ撮影の良い被写体になってくれました。
そして根の浅いところではツチホゼリがボーっとホバーリングしていたので彼とも記念撮影をしてからみんなで気ぃーよく浮上しましたよv(^^)v

セボシウミタケハゼ

アカボシイソハゼ

ツチホゼリ