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2006年 7/14金〜18火 沖縄の西表島に行ってまいりました(^^)> 

ポイント: 7/16日
  伊武田干瀬(インダビシ)
天気: 晴れ時々曇り 気温: 29℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 1.0m
今年も神戸が梅雨の間に一足先に夏を楽しもう!と八重山諸島の西表島に行ってまいりました(^^)>
台風4号の影響で那覇で足止めをくらったので、やっと2日目の夕方西表島に着くことができました。
でもさすが沖縄です。もう夕方だと言うのにカーッと照りつけるお天道様と、むーっとした夏のあの香がわれわれを迎えてくれました(^^)
このお天道様と香りを嗅ぐといつもながら、沖縄に来たぞ〜!と気合が入るのは私だけではありますまい。
と言う訳でダイビングは7/16から楽しんできましたよ(^^)
1本目は「伊武田干瀬(インダビシ)」
上原港から15分くらい走ったところのあるバラス島の近くにあるサンゴの斜面がきれいなポイントでありました。
サンゴの斜面では少し流れがあったので、サンゴのリーフの中に入ってゆーったりと今年の西表島での初潜りを楽しみました。
その流れに乗ってクマザサハマムロやタカサゴなどのグルクンの仲間達がそれを知ってか、我々の周りをぐるぐると回って迎えてくれたので、長旅の疲れもどこかにすっ飛んでしまいました。(^−^)

上原港

ハタタテハゼ

ポイント: 7/16日
     イソロク 
天気: 晴れ時々曇り 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 15m 波高: 1.0m
2本目は「イソロク」というところに潜りました。
ここは砂地にエダサンゴ(スギノキミドリイシ)が点在する不思議なところでありました。そのサンゴにヘコアユの群れがまたうまい事隠れていましたよ。
小ぢんまりしたサンゴ根にはスカシテンジクダイやリュウキュウハタンポの大群に彼らを狙うアザハタやユカタハタがユラーリ。ノコギリダイやヨスジフエダイの群れも加わって、これまた毎度おなじみTHE沖縄の世界が広がり、長いことみんなで見とれてしまいました(^^)

ヘコアユ

スカシテンジクダイ

ポイント: 7/16日  
      天竺
天気: 晴れ時々曇り 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 5m 波高: 0.5m
3本目は「天竺」
最大水深ー5mの泥っぽい砂地にユビエダハマサンゴの群生が点在しそこに名前の通りテンジクダイの仲間がいっぱいいるところでした。クロオビアトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイ、スカシテンジクダイ、ネオンテンジクダイ、サンギルテンジクダイ、ナミダテンジクダイなどが見られました。
特にナミダテンジクダイは僕は初めて見たのでとってもラッキーでした。(ビデオでしっかり写してきたのでぜひショップに見に来て下さいね)
砂地には人懐っこい黄色のギンガハゼのカップルがいて、もう寄り放題でみんなで至近距離からストロボ攻撃でした。もちろん皆さん銀河模様もくっきりのええ写真を撮っていましたよ。
そして再びユビエダハマサンゴに目を移すとニシキテグリが、イチモンジコバンハゼの幼魚が、チョウチョウコショウダイの超幼魚が我々の目の前に現れてくれて本当にここは宝石箱のようなところでしたよ(^^)v

ナミダテンジクダイ

イチモンジコバンハゼ


ポイント: 7/17月
   トカキン曽根
天気:  晴れ 気温: 29℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 1.0m
2日目1本目は西表島の北側の「トカキン曽根」
トカキンとは沖縄の方言でイソマグロのこと。名前の通り、大物狙いのポイントなのでサンゴと岩盤のリーフ沿いにみんなで流していきました。
ここは潮通しもよいので、色んな魚が集まっておりまして、こういうところには付き物のカスミチョウチョウウオやウメイロモドキやタカサゴ、クマザサハナムロなどのグルクンの仲間達がいつの間にか我々を取り囲むように現れました。
なんか出そうやなと予感がしていたら、でたー!10時の方向にバラクーダーの大きな群れの登場です。みんな興奮しつつも冷静に慎重に寄っていくと彼らも安心したのか全然逃げずに我々に銀色の美しいボディを惜しげもなく披露してくれました。
今回は残念ながらトカキンは現れませんでしたが、その代わりにといっては何ですが、沖縄では珍しいほど大型のバラクーダーの大きな群れに遭遇して本当にラッキーでした(^^)v

バラクーダーの群れ

ポイント: 7/17日
     網取浅場
天気:   晴れ 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
2本目は西表島西側の網取湾の「網取浅場」
ここは真っ白い砂地にサンゴ根が点在する素晴らしいロケーションのところであります。各サンゴ根にはそれぞれスカシテンジクダイの群れ、ケラマハナダイ、カシワハナダイ、キンギョハナダイのハーレム、それらを狙うユカタハタやオニカサゴなど水中の生態系を凝縮したような小宇宙が存在しておりました。
砂地にはガーデンイールがあちこちでユラユラしていて、砂地に寝そべって彼らを見ていると何か心が癒されてくるのは僕だけでしょうか?ボーっと癒されていると、ガイドの梅ちゃんがどこで見つけてきたのかガーデンイールの幼魚を見つけてきて僕達に見せてくれました。
チンアナゴとはよく言ったものです。じーっくりみると彼の顔は本当に犬のチンにそっくりでしたよ。長いこと梅ちゃんの手乗りチンアナゴになっていたので、これもみんなのストロボ攻撃にさらされたのは言うまでもありません。チンアナゴの赤ちゃん、本当に怖がらせてごめんね!(^−^)

ハナダイの仲間達

チンアナゴの幼魚

ポイント: 7/17月
  舟浮ティーズエリア
天気: 晴れ時々曇り 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 8m 波高: 0.5m
3本目は、お待たせしました!われらが「ティーズエリア」に潜りましたよ(^^)v
ここはやはり面白いですね。ユビエダハマサンゴの群生の上にはスカシテンジクダイ、ネオンテンジクダイ、クロオビアトヒキテンジクダイ、イトヒキテンジクダイの綺麗どころが覆いかぶさり、サンゴの間には、これまた我々ダイバーのアイドル、マンジュウイシモチの幼魚や、僕の大好きなイチモンジコバンハゼの幼魚が愛くるしい瞳で僕を見つめていました。
砂地では、茶色と黄色の2種類のギンガハゼが同じ穴に仲良く同居していました。その砂地を浅場に移動すると水深1〜2mのところに海草(アマモの仲間)がたくさん生息しています。よーく見るとその間には全長5mm位のマンジュウイシモチの超幼魚が潜んでいてとっても可愛かったですよ!
ここもやはり宝箱でした(^^)

ネオンテンジクダイ

マンジュウイシモチ

ポイント: 7/17月
   船浦マンダリン 
天気: 晴れ時々曇り 気温: 31℃
水温: 27℃ 透明度: 5m 波高: 0.5m
4本目はあわよくばニシキテグリの産卵狙いで「船浦マンダリン」潜ってみました(^^)>
彼らの産卵は残念ながら見れなかったのですが、ユビエダハマサンゴの間にあちこちでちょろちょろトリッキーな動きで現れてはいなくなりを繰り返していました。
彼らを見つけるコツは、あまり泳ぎ回らなくてここかなと思うところで、じーっとして首だけ左右に振って酔っ払いのおっさんのようなうつろな目で、かつ動くものには敏感に感じながら探すのです。
そうしているうちにだんだん目が慣れてきて彼らの美しいボディが目に入ってきます。そのうち行動パターンが読めるようになってきたらこっちのものです。みんなお地蔵さんのように動かないこと約1時間。何が面白いねんと!と思われるかもしれませんがそれがあんたはまりますねん。
ガイドの梅ちゃんと目が合わないようにしていたのですが、ついに目が合ってしまって無情にも?浮上のサインでみんなで仕方なしに?いや満足顔で浮上しました(^^)
と言う訳で今回のT's AREA西表島珍道中ツアーもこうして無事、そして楽しく終了したさぁ〜v(^^)v
今回残念ながら一緒に行けなかった方も、次回はぜひ一緒に行こうね(^^)

ニシキテグリ

キイロサンゴハゼ