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06 2/24(金)〜3/1(水) ミクロネシアのパラオに行ってきました!(^^)>

2/25: パラオ
ゲメリス コーラルガーデン
天気:  晴れ 気温: 30℃
水温: 28℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
ときは2/24、我々を乗せたJALチャーター便がほぼ定刻の20:30に関空を飛び立って今回のミクロネシア、パラオツアーが始まりました。
今回はパラオ直行便なのでとっても楽チンでした。空港に着いて、ホテルに送ってもらいチェックインしていっぱい飲んでさっさと寝ました。次の日の朝9:10に今回のダイビングサービス、デイドリームのスタッフがホテルに迎えにきてくれいよいよパラオでのダイビングの始まり始まりです。
ファーストダイブの「ゲメリス コーラルガーデン」を皮切りに9ダイブと今回もよー潜って来ました(^^)
それでは順番にリポートしていきましょうかね。
「ゲメリス コーラルガーデン」
ゲメリス島周辺には「ブルーコーナー」や「ニュードロップオフ」等のビッグスポットが並ぶのですがここはその中間にある穴場スポット。名前のとおり色んなサンゴが水深10〜20mのゆるやかな斜面に発達しており、透明度もよく流れもほとんどないのでフワフワ浮遊感を楽しみながら皆でのんびりパラオ初ダイブを楽しみました。
「おいでおいで」をすると寄って来るツバメウオがとっても可愛かったですよ(^^)そしてサンゴ根に色とりどりのトロピカルフィッシュの歓迎を受けて「南の島に来たでー!」って言うとってもハッピーな気分になりました。(^^)V
そして彼らを見ているうちに毎度の事ですがいつしかすっかり長旅の疲れもすっとんでとってもリラ-ックスしてしまいましたよ(^^)


2/25: パラオ
   ニュードロップオフ
天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 28℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
2本目はジャーマンチャネルを通り抜け、ゲメリス島を回り込んですぐの外洋のドロップオフポイントの「ニュードロップオフ」
ここは当たると「ブルーコーナー」以上とも言われるビッグスポットでいきなりグレーリーフシャークやホワイトチップ、ナポレオン、マダラタルミの大群、オオメカマスの群れの歓迎を受けてとっても感激しました。
その後はヨスジフエダイの群れをかき分けてインリーフに移動するとハダカハオコゼの白いのとこげ茶の奴が少女漫画に出てきそうなキラキラ目で我々を見つめていました。
そしてそろそろ上がりましょうかとみんなで安全停止をしているとマダラトビエイがどこからともなくやって来て一緒に安全停止をしてくれたりで、一粒で何度も美味しいダイビングでしたよ(^^)

マダラタルミ

ハダカハオコゼ

マダラトビエイ


2/25: パラオ
  セントカーディナル  
天気: 晴れ 気温: 30℃
水温: 28℃ 透明度: 15m 波高: 0.5m
3本目「セントカーディナル」
ここは我々のホテルがあるコロール島の隣のマラカル島から船でわずか5分と言う近場の内湾ポイント「パラオの中で一番サンゴがキレイ」と言われるところがここ「セントカーディナル」
潜ってみるとホンに、ユビエダハマサンゴやハナガサミドリイシなどの枝サンゴの仲間達がびっしりで絶品ののコーラルガーデンが続いていました。その上にはポイントの名前の由来のカーディナルフィッシュ(テンジクダイ)の仲間がいっぱい付いていて本当にうっとりでした。
また内湾にあるため、サンゴ礁の周りの砂地にはギンガハゼ(黄色と茶色)、オドリハゼ、カニハゼ、そして日本にはいないストライプヘッドドワーフゴビーなどのマクロ達も充実で、手前味噌ですが西表島の「ティーズエリア」に雰囲気が似ててとっても楽しかったですよ(^^)v
そしてここで、T's AREAの黄門さん、伊藤さんが見事150DIVESを達成されました!本当におめでとうございます!!v(^^)v
これからもオチャメなダイビングを続けて下さいね〜!!(^^)

テンジクダイ

ギンガハゼ

カニハゼ

150Dives


2/26: パラオ
   ブルーホ−ル     
天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 28℃ 透明度: 15m 波高: 0.5m
2日目1本目は「ブルーホール」
「ブルーコーナー」のすぐ北に位置するここ「ブルーホール」はパラオを代表する穴ポイント。水深2〜4mの浅い棚の上に4つの穴があり、それらはすべて大きなホールに続いています。
そこの穴からはブルーの光のシャワーが降り注ぎホールの中はこの世のものとは思えない幻想的な世界が広がり、ホールからドロップオフに抜ける群青色の横穴がまた妖しい!いつもながらダイバーになってよかった−!と思う瞬間であります。
その横穴から抜けていく時にいたフチドリハナダイのまた美しかったこと。ブルーの世界の中の紅一点。何とも不思議な世界でありました。(〜〜)

ブルーホール

フチドリハナダイ


2/26: パラオ
    ブルーコーナ
天気: 晴れ 気温: 33℃
水温: 28℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
2本目はコロール島からボートで約50分、パラオ諸島を取り巻く環礁の南西に鋭く突き出たコーナーがここ「ブルーコーナー」このスポット抜きではパラオを語れないところであります。
今回は初コーナーなので流れもそこそこの時間帯を狙って正しいコーナーの潜り方?で水慣らしならぬコーナー慣らしダイビングを行いました(^^)
ゆるやかな上潮だったのでコ−ナーの東側からエントリーしてリーフエッジ沿いに心地よくドリフトして行ってコーナ−を掴むと、お約束?のマダラタルミとギンガメアジの大群が上潮に乗って我々の眼前にまるで壁のように登場です。銀色の戦闘機のようなグレーリーフシャークもその美しいボディを何度も我々に見せてくれました。
その後コーナーを放して西側にドリフトしていくと今度はカスミチョウチョウウオやグルクンの大群とバラクーダーの群れが、眼前一杯に広がり、これがまたあんたブルーの海の色に合いますねん。みんなうっとりしすぎてうつろな目つきで上がりました(^^)

ギンガメアジ

メジロザメ


2/26: パラオ
   ジャーマンチャネル
天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 28℃ 透明度: 12m 波高: 0.5m
この日3本目は昔ドイツ人が掘った「ジャーマンチャネル」。インナーリーフと外洋を結ぶ細長い水路(チャネル)の出入り口に位置するため餌も豊富なのでいろんな魚たちがここに集まります。
その中でいちばん有名なのはやはりマンタですよね。マンタが大口を開けてすごいスピードで泳ぎながら捕食するシーンなどが良く見られるので、それを狙って中層を泳ぎながら彼らを探す作戦を取ったのですが、ダイビングは大自然が相手のレジャーです。そういつもこちらの思惑通りには行きません。
今回は残念ながらマンタは登場しなかったのですが、こういう時もあるさと代わりにクマザサハナムロやウメイロモドキやタカサゴなどのグルクン達やマダラタルミやミナミイスズミの大きな大きな群れと一緒に中層を遊覧飛行しました。これはこれで本当に気持ちよかったですよ(^^)





2/27  パラオ
    ブルーコーナー
天気: 晴れ 気温: 30℃
水温: 28℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
3日目1本目と2本目は連続「ブルーコーナー」に潜りました。
1本目は流れがほとんどなかったので、ドロップオフの約-30mの壁にある「マクロの穴」と言われるオーバーハング状にくぼんだ穴に行ってみました。
そこでは名前の通りマクロ系のアイドル達に会えましたよ。穴の中ではシコンハタタテハゼ(ヘルフリッチ)。彼の白と薄紫のボディがとっても怪しくてきれいでした。それと少し奥でニチリンダテハゼが「近う近う」といつものようにニチリン模様の背鰭を振っておりました。そして穴の上ではアケボノハゼとオオテンハナゴイがこれまた美しく妖しい姿を披露してくれましたよ。
その後は壁沿いにゆっくり浮上していくといつの間にかギンガメアジの大群の仲間になっていてしばし一緒に泳いでから浮上しました。

2本目は1:30程休憩してから入ったのですがついさっきと全然違ってとてもきつい流れが発生しておりました。でもそんなものに動じるT'sのメンバーは一人もおりません。デジカメ片手にさっさとロープを掴んで海の中に消えて行きました。
棚の上に着くとさすがに流れがきつかったので、それならばと棚の角のお気に入りの位置にそれぞれカレントフック(右写真参照)をかけてカイトのように中層を浮いて流れと浮遊感を楽しんでおりました。
勿論こういうときは生物も多く、ギンガメアジ、マダラタルミ、オオメカマス、グルクン達の大群にグレーリーフシャークや大きなロウニンアジがブンブン突っ込むエキサイティングな世界が広がりました。
強流と彼らに大自然の偉大さを感じながら、ガイドさんの合図でカレントフックを放すと、「あれ〜!」と言う感じで流されて行きました。「今までこんな流れの中で魚たちは泳いでいたんやと思うと今更ながら感心するやらビックリするやらやはり餅は餅屋やなぁ。」なんて心の中でぶつぶつ言いながらみんなで気持ちよー流されて行きました(^^)

シコンハタタテハゼ
アケボノハゼ

ブルーコーナー

メジロザメ


2/27:  パラオ
    マリンレイク 
天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 29℃ 透明度: 5〜10m 波高: 0.m
ラストダイブはマラカル島南部のマッシュルームみたいな形の緑の島々、ロックアイランズにある「マリンレイク」に潜りました
ここは大昔侵食によってできた大きなくぼみに氷河期の終わりに上昇した海水が注ぎ込んでできた天然の海水湖(マリンレイク)で、流れも大型の肉食の魚も少なく独特の環境をもっているので当然そこに住む生物たちも本当にユニークです。生命の揺りかごとでも申しましょうか。フィッシュウォッチング天国となっています。
物静かなロックアイランズをボートで縫ってスポットを目指す時はちょっとした秘境探検気分が味わえました。
スポットに着くと野鳥のさえずりを聞きながら、エントリーです。ボートのすぐ下には大きなユビエダハマサンゴがありここではあちこちニシキテグリが美しい姿を見せてくれました。そのサンゴの上を見るとまるでキャンディのような可愛いマンジュウイシモチがいっぱい。クロオビアトヒキテンジクダイなどのテンジクダイの仲間もいっぱいでとってもうっとりでした。
周りの根ではセグメンテッドブレニー(カエルウオ)が、砂地には黄色いギンガハゼや、黒い枯れ木のようなエンマゴチがいて、我々をウォッチングしていましたよ。
透明度は外洋ほど良くないのですが、浅い海底にお日さんが差し込んで本当に心の底から癒されましたよ(^^)v
そしてここで、我々T's AREAの仲間の大橋さんが見事150DIVESを達成されました!本当におめでとうございます!!
v(^^)v
これからもオチャメなダイビングを続けて下さいね〜!!(^^)

マンジュウイシモチ

ニシキテグリ

セグメントブレニー

150Dives


2/28: パラオ
 ドルフィン パシフィック  
天気: 晴れ 気温: 33℃
水温: 29℃ 透明度: 5〜10m 波高: 0.m
最終日は、「ドルフィンズ パシフィック」と言うところに行きました。
マラカル島の港からボートで約5分のロックアイランズの一部を囲って8頭のバンドウイルカを半野生の環境で飼育しいている施設です。
ここに皆で行ってイルカと握手したりチュ−したり、ボディをナデナデさせてもらったり、一緒にスノーケリングしたりしてきました。
本当にイルカは癒しの名人ですね。一緒に触れ合っているだけで二日酔い?がすっ飛んでしまいました。本当に可愛かったですよ(^^)
百聞は一見にしかず。このときの模様はビデオにしっかり納めてきたので、まぁ皆さん。ぜひショップに見に来て下さいね!
このようにして今回のパラオツアーも無事終了しました。
今回もデイドリームの遠藤さんや細谷さんなどのスタッフの皆さんのおかげで、そして何よりも参加して頂いたメンバーの皆さんと色んなパラオに接することが出来てとっても楽しいツアーになりました。
次回のビッグツアーは5/3〜5/7の石垣島、7/14〜718の西表島ツアーを予定しております。
今回参加できなかったメンバーの方も次回は是非ご一緒させて下さいね。
きっとかけがえのない素晴らしい海の思い出が出来ますよv(^^)v