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05 11/1(火)〜11/6(日)
マレーシアのロッシュリーフに行ってきました!(^^)>

11/2: ロッシュリーフ
   ロングジェッティ  
天気: 曇り 気温: 30℃
水温: 29℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
ときは11/1、我々を乗せたマレーシア航空51便がほぼ定刻の11:30に関空を飛び立って今回のマレーシア、ロッシュリーフ島ツアーの始まり始まりです。
その日はコタキナバル経由でタワウと言う町までに着いたのは夜の7:00頃でした。今日のところはこれくらいにしといたろ!とこの日はこの町で泊まりました。
翌朝8:00現地ガイドが我々を迎えに来て港に向かい、いよいよロッシュリーフ島へ!と思いきやボートのエンジントラブルで港でいきなり足止めを食らいました。まぁここはマレーシアですから、こういうこともあるでしょうと余裕の表情で待つこと2時間半!みんなのおでこに青筋がたちかけたころやっとなんとか直って、いざロッシュリーフ島へ!途中3回くらいエンジンがプスンプスンいいながらでしたがなんとかお昼過ぎにやっと目的地に着きました。
ロッシュリーフ島に着いて島のオリエンテーションを受けてお昼ご飯にしました。その後は待ちに待ったダイビングです。先ずファーストダイブにハウスリーフの「ロングジェッティ」を皮切りに10ダイブと今回もよー潜って来ましたわ(^^)
それでは順番にリポートしていきましょうかね。
「ロングジェッティ」
-5mくらいはサンゴのガレ場の緩やかなスロープになっていてそのガレ場を下っていくと-10m前後に真っ白い砂地の海底にパッチ上に点在するサンゴ根が広がり、これがまたとってもトロピカルで「南方に来たぞー!」そしてその根にメラネシアンアンティアスがいっぱいいるのを見ると「南の異国に来たぞー!」って言うとってもハッピーな気分になりました。(^^)V
そして彼らを見ているうちにいつしかすっかり長旅の疲れもすっとんでとってもリラ-っクスしてしまいましたよ(^^)




11/2: ロッシュリーフ 
    カシムラポイント
天気:  曇り 気温: 29℃
水温: 29℃ 透明度: 10m 波高: 0.5m
2本目は「カシムラポイント」
ここは砂地のスロープにサンゴと岩の根とサンゴのガレ場が点在するポイントで、こういうところは色んな生物が住家にしていてとっても面白かったですよ(^^)
サンゴ根にはケラマハナダイやメラネシアンアンティアスのハーレム、イソギンチャクにカクレクマノミ、砂地には大きなマダラエイと小さなカニハゼ、ガレ場にはクジャクベラのハーレムで♂がきれいなディスプレイで忙しく泳ぎ回っていたりチョウチョウコショウダイの幼魚などがヒラヒラしていたりといきなり初日から我々の眼を楽しませてくれましたよ(^^)

カニハゼ

11/3: ロッシュリーフ
   バスストップ
天気: 雨時々曇り 気温: 28℃
水温: 29℃ 透明度: 15m 波高: 0.5m
2日目1本目「バストップ」
ここは-24mの海底に廃車になったバスが数台沈められているところで魚達の格好の住家になっておりました。
この日はとっても流れが速くて潜行してバスまで移動する間にみんな結構エアーを使ってしまったのであまりゆっくり出来なかったのですが、それでもアカククリや、タテジマキンチャクダイの成魚と幼魚やサザナミヤッコなどのキンチャクダイの仲間、ヨスジフエダイ、イッテンフエダイなどのフエダイの仲間、カクレクマノミ、ハナビラクマノミやヤマブキスズメダイなどのスズメダイの仲間、メラネシアンアンテリアス、ケラマハナダイなどのハナダイの仲間、フエヤッコやイッテンチョウチョウウオなどのチョウチョウウオの仲間などなどいろんな種類のバスの乗客に会えました。
その後浅瀬へみんなでドリフト(流されながら)して移動していくと、今度はバラクーダーの大きな群れが我々と同じように流されてきて、しばし一緒にドリフトダイビングを楽しみました。見事に統制のとれた群れでとってもかっこよかったですよ(^^)



11/3: ロッシュリーフ
   ミッドコーラル     
天気:  曇り 気温: 30℃
水温: 29℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
2本目は「ミッドコーラル」
ここは斜面のきついショートドロップオフが続くところで、サンゴ礁、砂だまり、オーバーハングにガレバと色んな環境が存在します。こう言うことはやはり色んな生物が住んでおりましたよ。
サンゴ根には毎度お馴染みのメラネシアンアンティアスやスミレナガハナダイが、岩盤にはミゾレウミウシやミノウミウシの仲間が、イソギンチャクにハナビラクマノミとナデシコカクレエビがとっても可愛かったですよ。
びっくりしたのはガレバっぽいところでハタタテハゼと思ってたらなんと−20mと言う浅いところにアケボノハゼがペアーでホバーリングしておりました。そしてその少し上にこれまたなんとニチリンダテハゼがいつものように見事なニチリンの扇子を振りながら「近う近う」と言うので近づくとこれまたいつものように引っ込んでしまいました。
その後みんなで安全停止をサンゴの棚の上でしたのですが、ここでもいっぱいの魚たちに囲まれてあっという間の3分間でした。僕はネオンテンジクダイの大群の美しさがが特に印象に残りました(^^)v
そして、メンバーの吉田みのり様が記念すべき100ダイブを達成されました!本当におめでとうございました!!v(^^)vこれからもオチャメなダイビングを続けてくださいね(^^)

ミゾレウミウシ

ニチリンダテハゼ

11/3 ロッシュリーフ
    バイキング
天気:  曇り 気温: 30℃
水温: 29℃ 透明度: 10m 波高: 0.5m
3本目は「バイキング」
-19mの砂地の海底に全長約20mの沈船が横たわっているポイントです。ここの沈船も例に違わず色んな生物の住家になっておりました。
船内に入ってみるとソフトコーラルにクダゴンベのカップル、キンギョハナダイにケラマハナダイ、ケサカケベラの幼魚、タテジマキンチャクダイ成魚幼魚にニシキヤッコ。甲板に出てみると甲板に付いているミズタマサンゴにはバブルコーラルシュリンプその上をウメイロモドキの群れがやって来て、それを狙ってカスミアジや真黄色のコガネアジもやって来ました。本当に魚達にとって砂漠の中のオアシスのような存在の沈船でありました。
そして、このダイビングで川口和子様が記念すべき150ダイブを達成されました!本当におめでとうございました!!v(^^)vこれからも色んな海に一緒にカメラ下げてパチパチしに行きましょうね(^^)



バブルコーラルシュリンプ

11/3: ロッシュリーフ
   ロングジェッティ  
天気:  曇り 気温: 27℃
水温: 29℃ 透明度: 10m 波高: 0.5m
この日4本目はハウスリーフの「ロングジェッティ」にサンセットビーチエントリーダイブです。
桟橋の先端からみんなでエントリーして、砂地の-10m前後のサンゴ根がパッチ状に点在する癒しの世界に繰り出しました。
小さなサンゴ根には毎度お馴染みメラネシアンアンティアスやスカシテンジクダイや南紀でもよくいるアオスジテンジクダイやクロホシイシモチなどの群れがその上を覆っておりました。
ウミウシの仲間も多く、トサカリュウグウウミウシやアカフチリュウグウウミウシなどがサンゴ根を活発に這いまわっていたり、岩の穴にはミナミギンポやクロスジギンポがこちらを見てしきりにお辞儀をしてくれていたり、まわりの砂地を見てみると日本では少ないミズタマハゼが白い砂をほおばってお食事中であったり、なかなか賑やかでしたよ。
そうしているうちに周りは段々暗くなり魚たちも寝床を探すのに忙しそうにしていたので邪魔しないように我々もそろそろここらで引き上げようと、みんなで桟橋まで泳いで帰りました(^^)
そして、このダイビングで丸本安子様が記念すべき150ダイブを達成されました!本当におめでとうございました!!v(^^)vこれからも色んな海で一緒におちゃめで妖しいダイビングを続けましょね(^^)



アカフチリュウグウウミウシ


11/4  ロッシュリーフ
     ロングジェッティ
天気: 晴れ 気温: 26℃
水温: 29℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
3日目1本目は朝飯前の早朝ダイビングでまたまた「ロングジェッティ」に潜りました。
朝5:30に桟橋に集合した時はまだまだ薄暗く、そして眠たいのとで「やめようかな?」と一瞬弱気になったのですが、水平線の朝焼けのあまりの美しいさにいっぺんにそんなものは吹っ飛んでしまいました。
そして桟橋から潜りだした時にはすっかり明るくなり前日と同じような-10m前後の砂地にサンゴ根のパッチリーフにみんなで繰り出しました。
やはり朝一番ダイビングは気持ちいいですね。真っ白い砂地にサンゴ根と熱帯魚達が朝一番の日差しを受けてとっても輝いて本当にうっとりでしたよ!そうしているとカンムリブダイが大きな群れを作ってドドド−っと出勤して行くのが見れました。夕方とはまた違うすがすがしさそして力強さを感じ、本当に早起きしてよかった〜!と心底思いえた「早起きは三文の得ダイビング」でした(^^)v



カンムリブダイ


11/4: ロッシュリーフ
     バイキング
天気: 晴れ 気温: 30℃
水温: 29℃ 透明度: 15m 波高: 0.5m
2本目は「バイキング」
今度は、もう一つの大きい方の沈船に行こうとアンカーの水深位を横方向に移動して行きました。
最初は砂地の海底が低い岩盤とサンゴ礁の海底に変わりここで色んな生物に会いました。
砂だまりにゴールドスペックジョーフィッシュが顔だけ出してきょろきょろ、岩盤にブルーが鮮やかなカグヤヒメウミウシ、ミズガメカイメンにピンクの毛むくじゃらなボディが本当に可愛いピンクスクワットロブスターなどと遊んでいるうちに段々流れが強くなってきたのでUターンしてこの前行った小さい方の沈船で遊んで上がりました。
相変らず沈船には、色んな生物達のオアシスになっていて、船内のクダゴンベや甲板のバブルコーラルシュリンプなどに挨拶をした後今日はこれくらいにしといたろと、みんなで流されながら浮上しました(^^)

カグヤヒメウミウシ

ピンクスクワットロブスター

11/4: ロッシュリーフ
     バスストップ   
天気: 晴れ 気温: 33℃
水温: 29℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
もう一度「バスストップ」に潜りました。
今回は流れもなくじっくりゆっくり楽しめましたよ(^^)v
バスの周りの砂地を見てみるとあちこちにゴールドスペックジョーフィッシュが顔を出していました。中には全身を出して食事中のやつもいましたよ。でも彼はやはり穴から顔だけ出している方が可愛いですよね。
さんざんジョーと遊んだ後はまたバスの乗客と遊びました。前回の乗客以外に今回はなんとワヌケヤッコやクラカケチョウチョウウウオが乗っているじゃあありませんか!僕は前者はお初だったので本当にラッキーでした。そうしているうちにウメイロモドキの群れがやって来てそれがまたとっても美しかったです。
それからみんなで浅瀬へ移動したところに今度はテーブルサンゴがまるでじゅうたんを敷き詰めたように広大に群生しておりました。その上にはハナゴイの親戚のエバンスの大群が美しい紫のボディで乱舞していたり色とりどりのチョウチョウウオの仲間がサンゴの間を出たり入ったりと本当〜に癒されてしまいました。

ゴールドスペックジョーフィ

ワヌケヤッコ

クラカケチョウチョウウオ

11/4  ロッシュリーフ
     ロブスター
天気:  晴れ 気温: 30℃
水温: 28℃ 透明度: 15m 波高: 0.5m
ラストダイブは「ロブスター」ここは、別にロブスターが多いわけでもなく「ミッドフィールド」によく似た急な斜面のショートドロップオフのポイントでありました。
「ミッドフィールド」同様色んな環境が揃っていますので色んな生物に会えましたよ(^^)
まずサンゴ根ではスミレナガハナダイやメラネシアンアンティアスのハーレム、日本ではレアなアデヤッコのカップルが。そして少し深場にはアオマスクのカップルがあちこち。ガレバと砂地にはゴールドスペックジョーフィッシュがきょろきょろ、ヒレフリサンカクハゼが背鰭をピコピコ。岩の隙間にオレンジ色の縁取りがメチャきれいなアカククリの幼魚が。ソフトコーラルにはクダゴンベのカップルが気ぃよく我々のラストダイブの記念撮影に付き合ってくれたのでみんな気ぃよく浮上する事ができましたましたとさ(^^)v

アオマスク

クダゴンベ

アデヤッコ

11/5
ロッシュリーフ最終日と
コタキナバル     
天気:  晴れ 気温: 33℃
水温:  透明度:  波高: 0.5m
今回のマレーシアのロッシュリーフ島は、歩くと5分くらいで一周できるくらい小ぢんまりし過ぎる?島でお昼間はダイビングをしているか、レストランでお茶しているか、ヤシの木の下のハンモックかデッキチェア−で昼寝をしているかで、都会にいたら絶対に味わえない本当にゆったりとしたある意味とっても贅沢な時間を過ごせました。
宿泊したロッジも消して豪華ではないですが、ベッドや部屋はいつもきれいにメイクしてくれて快適でした。シャワーのお水も一応真水のお湯が出ました。でもみんな一斉に浴びだすとチョロチョロしか出なくなったり止まってしまったりしたのですが、2日もするとまぁそれもよしかなと、段々なじんできました。
食事の方は、すべて中華風でとっても美味しかったですよ。その中で僕は2日目のお昼の野菜たっぷりのラーメンが特に気に入りました。
帰る日はお昼まで島でゆっくりした後、スピードボートでタワウに、タワウからコタキナバルに飛行機で移動したら夕方の6:00頃でした。その後のコタキナバルから関西空港までの飛行機の待ち時間が長かったので前もって半日ホテルを予約してチェックインしました。
ホテルでくつろいでいるうちにお腹が空てきたので、みんなで街中の屋台村セッコにタクシーで繰り出しました。
屋台村セッコは周りに中華やマレーシア料理などのいろんな屋台が並んでいて、そこで好きなものを注文した後真ん中に並べてあるテーブルにすわって待っていると、持って来てくれるのです。ローカルな雰囲気が本当にええ感じでしたよ。
料理の方もナシゴレン(チャーハン)、ミーゴレン(焼きソバ)、サバベジ(野菜炒め)、水餃子、焼き餃子などがとっても安くて美味しかったですよ(^^)vこうしてお腹一杯になった我々は、タクシーでホテルに帰ってシャワーを浴びて心地よい仮眠をとってから機嫌よく日本に帰ってまいりましたv(^^)v