2004年09月19日(金)〜09月23日沖縄は座間味島に行って来ました(^^)
ポイント:9/19
    新田の洞窟
天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
座間味島のファーストダイブは島の北側の新田浜の前の「新田の洞窟」に潜りました。ここはトンネルやらクレバスが多く地形がとっても面白いポイントでした。特にトンネルに入って上の穴から光のカーテンがとっても幻想的でした。ライトを照らしてみると逆さまに泳ぐアオギハゼやツバメタナバタウオが美しい姿を見せてくれました。カノコイセエビもあちこちいました。穴から出るとサンゴ根が幾つも沖のほうに向かっていてそのサンゴがまたとっても生き生きとしていました。その上には無数の熱帯魚達が乱舞していきなり一粒で何度も得をしたような感じでした。水深も最大でも12mと浅く皆でのーんびり、まーったりと初潜りを楽しめました。
2日目1本目は安慶名敷島の西側にある「アダン下」。ここは白い砂地のスロープにサンゴ根が点在するところで、-16mの根にはノコギリダイの若魚やスカシテンジクダイの大群が、-13mの根にはケラマハナダイの群れが、-5m付近の根には鮮やかなブルーのデバスズメやドーリーことナンヨウハギに群れなど、それぞれの根に様々な魚が住み分けておりました。本当に気持ちよかったですよ(^^)
ポイント:9/20 アダン下 天気: 晴れ 気温: 30℃
水温: 27℃ 透明度: 25m 波高: 0.5m

ログブック

2本目は屋嘉比島の北側に位置する「ヤカビトンネル」。ここも名前の通りケーブ(トンネル)をメインとするポイントで、迷路状のトンネルの中に入るとやはりここも上の穴からレーザー光線のような光がとってもうっとりでした。そして出口のブルーがまたきれい!そのブルーの穴を抜けると今度は真っ白の砂地に淡いブルーの海!なんじゃこりゃー!と言うほど美しいもんでした。
ポイント:9/20
   ヤカビトンネル 
天気: 晴れ 気温: 33℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
3本目は「ギナ」。ここではドリフトダイビングを楽しみました。最初は流れがほとんどなくニモ(カクレクマノミ)やイロブダイの幼魚やサンゴの間のダンゴオコゼやパンダダルマハゼと遊んでいるうちにだんだん流れが強くなり遊覧飛行のようなとっても気持ちよいドリフトダイビングに移っていきました。海底がどんどん後ろの方に流れていきます。これもダイビングの醍醐味の一つですよね。流されながら海底を見ているとあちこちウミガメがいました。中にはコバンザメを従えた大物までいましたよ。(^^)
3日目1本目は「男岩」ここは名前の通りケラマでは珍しく男らしい?ダイナミックなポイントです。今回男岩の水中の景観が全て見渡せるくらい透明度は抜群で水がないような錯覚を起こしました。皆でこの透明な海の中を遊覧飛行していると、あ!ウミガメ!あ!イソマグロ!それにカツオや!彼らは何や人間かいな?とゆーったりと泳ぎ去っていきました。その後は離れ根の上に舞うハナダイやキンギョハナダイ、ナンヨウハギ、カスミチョウチョウウオなどの綺麗どころやサンゴの間にいたベニゴンベやサンゴテッポウエビやヒトスジギンポなどのひょうきんどころに遊んでもらってから浮上しました。アー気持ちよかった〜!(^^)
3日目2本目、「西浜」ここは阿嘉島の東にあるケラマ諸島きっての癒しのポイントであります。真っ白い砂地のスロープを下っていくと-25mのところに直径2〜3mの小さな根があります。この根にはよくダイビング雑誌に出てくる3匹のアザハタが食物連鎖の頂点に大小色んな生物が住み着いていてここも小宇宙状態でした。スカシテンジクダイやキンメモドキやケラマハナダイの群れがとっても見栄えがよかったですよ。それから皆で砂地のスロープを上がっていき-5mのところのサンゴ根で安全停止がてらにデバズズメやヨスジフエダイやマンジュウヒトデについていたヒトデヤドリエビなどと遊んでおりました。
3本目はナイトダイビングで「安室漁礁」に潜りました。コンクリートブロックをジャングルジムのように積み上げたこのポイントは恰好の魚たちの住家になっています。大きなロクセンヤッコ、ソウシハギ、モヨウフグ、ヘラヤガラなどが寝込みを襲われて寝ぼけた表情でうろうろしていました。夜はエビカニも多く真っ赤なイソバナに真っ赤なイソバナガニがいたり周りのユビエダハマサンゴにはあちこちサンゴモエビの仲間達がいました。彼らの目はライトを当てると光るので居場所がわかるのですがすぐに瞬間移動でいなくなります。久々沖縄でナイトダイビングをしたのですがやはり昼間と違う愉快な仲間達に会えてとっても楽しかったなぁ(^^)
4日目1本目は「とかしくビーチ」。ここは渡嘉敷島の西側にあり水深も3〜6mくらいの真っ白い砂地にサンゴ根が点在のとっても美しくそして癒しのポイントでありました。サンゴ根には黄色に白のストライプが鮮やかなヨスジフエダイや背中に黄色のワンポイントがあるノコギリダイの群れや淡いブルーのデバスズメの大群が、どこまでも透き通った青い海と真っ白な砂地にとてもマッチしておりました。そして上を見上げると青空にお日さんと雲がくっきり。あそうや!そう言うたら僕はこんな景色にあこがれてダイビングを始めたんや!と遠い昔を思い出させてくれた、素晴らしく優し〜いポイントでした。
2本目は「安室漁礁」今度は昼間に潜ったのですがやはり夜とは違った生物がいっぱい見れて又違った楽しさがありました。潜行するとツバメウオやアカククリ、フウライチョウチョウウオやニセフウライチョウチョウウオ、そしてその親戚のスポットネイプバタフライフィッシュ(インド洋の固有種がなぜここに?)が盛大に出迎えてくれました。特に後者の2種は本当によく似ています。今回私じっくり彼らをビデオで撮りましたからぜひショップにて間違い探しをしに来て下さい。そうそう周りのユビエダハマサンゴの間には今度はニシキテグリがチョロチョロしていましたよ。
ポイント:9/20 ギナ 天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
ポイント:9/21 男岩 天気: 晴れ 気温: 31℃
水温: 27℃ 透明度: 30m 波高: 0.5m
ポイント:9/21 西浜 天気: 晴れ 気温: 33℃
水温: 27℃ 透明度: 25m 波高: 0.5m
ポイント:9/21 安室漁礁 天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 10m 波高: 0.5m
ポイント:9/22
    トカシクビーチ
天気: 晴れ 気温: 32℃
水温: 27℃ 透明度: 25m 波高: 0.5m
ポイント:9/22安室漁礁 天気: 晴れ 気温: 34℃
水温: 27℃ 透明度: 20m 波高: 0.5m
ポイント:9/22西浜NO.1 天気: 晴れ 気温: 33℃
水温: 27℃ 透明度: 25m 波高: 0.5m
ラストダイブは阿嘉島のニューポイント「西浜NO.1」ここも「西浜」によく似て白い砂地のスロープを下っていくと小さなサンゴ根に色んな生物の小宇宙がありました。ここの主はピンクのハダカハオコゼかな?偉そうに根のトップに陣取っておりました。スカシテンジクダイやキンメモドキやケラマハナダイも群れていてとってもきれいでした。それから浅瀬のサンゴ礁に帰ってきて安全停止がてらデバスズメやミスジやフタスジリュウキュウスズメダイやイシガキカエルウオやフタイロカエルウオと名残を惜しみながら遊んで、しっかり彼らを目に焼き付けて浮上しました。